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レバノン、新政権を発足 ー 2年間の暫定内閣を経て
ジョゼフ・アウン大統領と新首相ナワフ・サラーム氏は、新政権の発足を定める政令に署名しました。
レバノン、新政権を発足 ー 2年間の暫定内閣を経て
サラーム首相は、「政府は改革と救済の役割を果たし、市民と国家、レバノンとアラブ諸国、そして国際社会との信頼を回復しなければならない」と述べました。 / 写真:AFP
2025年2月10日

レバノンの新首相ナワフ・サラーム氏は、新政権を発足しました。これは2022年以来初めての新政府となります。

ジョゼフ・アウン大統領は土曜日の声明で、前暫定首相ナジーブ・ミカティ氏の辞任を受理し、サラーム氏とともに24人の閣僚から成る新政権を発足する政令に署名したと発表しました。

アウン氏は1月9日に大統領に選出され、政治的対立により2年以上続いたレバノンの大統領空席状態に終止符を打ちました。

選出から数日後、アウン氏は国際司法裁判所の判事であるサラーム氏を新政権の組閣を担う首相に指名しました。

新首相のサラーム氏は、今回の新内閣を「改革と救済の政府」と位置づけ、イスラエルとの戦争で大きな打撃を受けたレバノンの国際社会との信頼回復に努めると表明しました。

「この政府が改革と救済のための政権となることを願っている」とサラーム首相は閣僚発表直後のテレビ演説で述べ、「市民と国家、レバノンとアラブ諸国、そしてレバノンと国際社会との信頼回復に尽力する」と強調しました。

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