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北京は、ドナルド・トランプ氏が1月20日の就任後に習近平国家主席と会談したと発言したにもかかわらず、中国と米国の首脳間の会話を確認することを拒否しました。
世界最大の経済大国である両国間の貿易戦争が激化する懸念が高まる中、トランプ氏と習氏の電話会談が緊張緩和につながるかどうか注目が集まっています。
トランプ氏は月曜日に放送されたFoxニュースのインタビューで、「再選後に習氏と話したのか」と質問され、「ああ、彼と話したし、彼の側近とも話している」と答えました。
しかし、火曜日の定例記者会見で記者からこの電話会談の確認を求められた際、中国外務省はトランプ氏の就任3日前に行われた会話に言及するにとどまりました。
「1月17日、習近平国家主席は米国のドナルド・トランプ大統領と電話会談を行いました。中国側はこれに関するプレスリリースを発表しました」と、中国外務省の報道官・郭家坤氏が述べました。
トランプ氏は就任以来、中国、メキシコ、カナダを含む主要な貿易相手国に対して高関税を発表し、不公正な貿易慣行や、これらの国々が米国の壊滅的なフェンタニル危機に関与しているとされる問題を厳しく非難してきました。
しかし、先週、メキシコとカナダの首脳との会談を経て、新たな関税措置を30日間延期することに同意しました。
一方で、中国製品に対する米国の10%関税は予定通り発効し、これに対抗して中国は報復措置を講じました。