政治
3分読む
米国とロシア、サウジアラビアでウクライナ戦争終結に向け協議へ
ゼレンスキー大統領は、ウクライナがキーウの参加なしに成立したいかなる合意も決して受け入れないと強調しました。
米国とロシア、サウジアラビアでウクライナ戦争終結に向け協議へ
ウクライナは協議に参加しません。 / 写真:AA
2025年2月18日

ロシアと米国の高官は会談を行い、関係を改善し、ウクライナ戦争の終結に向けて協議しました。

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と、ウラジーミル・プーチン大統領の外交政策顧問であるユーリ・ウシャコフ氏は、月曜日にサウジアラビアの首都リヤドに到着しました。

会談では、米国側からマルコ・ルビオ国務長官、マイク・ウォルツ国家安全保障顧問、中東特使のスティーブ・ウィトコフ氏が代表として参加しています。

この会談は、米国のドナルド・トランプ大統領が先週、プーチン大統領およびウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と個別に電話会談を行い、3年に及ぶ戦争の終結を模索したことを受けて開催されました。

しかし、ウクライナは招待されなかったため、この会談には参加しません。

ゼレンスキー大統領は、「キーウの参加なしに成立したいかなる合意も決して受け入れない」と強調しました。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、火曜日にトルコの首都アンカラでレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談し、二国間関係やウクライナ情勢の最新動向、さらに地域・国際問題について協議します。

一方、フランスのエマニュエル・マクロン大統領の招待を受け、欧州の主要国の首脳らは月曜日にパリに集まり、国際関係、ウクライナ情勢、和平交渉の可能性、そして欧州の安全保障について協議しました。

今月、ドナルド・トランプ米大統領が欧州を除外し、ウクライナ和平協議についてプーチン大統領と直接協議を開始したことにより、米欧関係は悪化しました。

週末に開催されたミュンヘン安全保障会議では、トランプ大統領のロシア・ウクライナ特使であるキース・ケロッグ氏が、米露によるウクライナ和平協議に欧州諸国が招待されないことを確認しました。

TRTグローバルをちらりと覗いてみてください。フィードバックを共有してください!
Contact us