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オーストラリアで致命的な洪水、住民が避難を余儀なくされる
当局は、北クイーンズランドで命に関わる危険な状況が続いていると警告し、ロス川ダムの越流によりタウンズビルではさらなる浸水が懸念される中、少なくとも1,700戸の住宅が危険にさらされていると発表しました。
オーストラリアで致命的な洪水、住民が避難を余儀なくされる
ロス川ダムの貯水率は163.8%に達し、現在一般公開が停止されています。 / 写真:AA
2025年2月2日

当局の警告によると、豪州クイーンズランド州では降雨による洪水が続き、少なくとも1,700戸の住宅が浸水する可能性がある中、1人が死亡しました。

オーストラリア放送協会(ABC)は日曜日、北クイーンズランドでの激しい降雨が「危険で生命を脅かす」状況を引き起こす可能性があると報じました。

降雨が続く中、島嶼地域のヒンチンブルックには緊急警報が発令され、タウンズビルの6地区では住民の避難期限がすでに過ぎたと報じられています。

ロス川ダムの貯水率は163.8%に達し、現在一般公開が停止されています。

地元当局は、住民に対し当該地域への移動を控えるよう警告しています。

増水でさらなる住宅が危険に

クイーンズランド州警察のグレアム・ペイン警視は、今後の期間が「タウンズビルにとって非常に重要な局面になる」と述べました。

「確実に言えるのは、タウンズビルでは浸水が発生し、人々に影響を及ぼすということです」と、ペイン警視はオーストラリア放送協会(ABC)に語ったと報じられています。

タウンズビル地方災害管理グループの調整官であるザック・ドーズ氏は、「ブラックゾーン」がすでに冠水し始めていると警告しました。

ブラックゾーンとは、クルーデン、ハーミットパーク、イダリア、ウヌンバ、レールウェイエステート、ロスリーウォーターの各地区を指します。

ドーズ氏は、影響を受ける住宅の数は今後さらに増える可能性があると警告しました。

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