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フランスのジャン=ノエル・バロ外相は月曜日、欧州連合(EU)がトランプ米大統領の新たな関税措置に対抗すると述べました。
バロ外相はTF1のテレビ番組で、米国の関税措置を受け、フランスと欧州のパートナーは自国の利益を守るために躊躇すべきではないと強調しました。
トランプ氏は日曜日、新たに鉄鋼とアルミニウムの全輸入品に対し25%の追加関税を課すと発表しました。これは既存の金属関税に追加され、同氏の貿易政策のさらなる強化となります。
フランスとEUの対応について問われたバロ外相は、「もちろんだ。2018年にもトランプ氏が同様の措置を講じたが、その時も我々は適切に対応した。今回も同様に行動する」と述べました。
EUの対応においてどの分野が影響を受けるかは欧州委員会が決定するとバロ氏は付け加えました。
「欧州委員会は、必要とあれば即座に対応する準備ができている。そして、今まさにその時が来た。EUとの貿易戦争は誰の利益にもならない」と述べました。